さいたま新都心のスタバにて・・・
先日、ある事件が起こりました。
そのせいで私は、夜も眠れない・・・
ほどではないのですが、改めてやり方を常に修正しないといけないな・・・と思うそんな出来事がありました。
事件が起きたのは、午前中に教えに行っている、とある中高一貫の女子高。
毎年東大合格者が十数人出るような優秀な進学校なのですが、そこの高校2年生の文系の子たちの数学の授業で起こったんです。レベルは真ん中のクラスです。
何を言っているのか意味不明
教えている側にとって、なかなかショッキングな言葉ですね(笑)
なんでこんな風に思われてしまったのか・・・・・・
山﨑の教え方が悪かったからか・・・?まあ、それもあるかもしれません(笑)
実はそうなってしまった原因は、もっと根深いところにありました。
しかも一つだけではないんです・・・
中高一貫校の進学校は、進みが早い
最初に中高一貫校と言いました。しかも、結構な進学校です。
ということはですね、どの科目も非常に進みが早いんです。
今回、意味不明と言われた内容は、たくさんの生徒さんが嫌う代表の【三角関数】。
サイン・コサイン・タンジェント(sinθ・cosθ・tanθ)ってやつですね。
この単元は、数学Ⅱの内容になります。
普通の公立高校や私立高校では、高校2年生で習う内容です。
しかし、この学校は中高一貫校。しかも進学校です。なので、この【三角関数】を
中学3年生で習い終えている
んです。
そんな【三角関数】を1年以上経過した、高校2年生の5月、久々に触れたわけなんで、当内容を忘れていてもおかしくはないです。
それでも、通常はやりながら思い出すはずなんですが、さっぱり分からないと言っている子が結構いたんです。
で、生徒たちに直接聞いてみたんですよ、そしたら・・・・・・
その状況なら、山﨑の話が分かるわけがない
・【三角関数】を中3で習ったとき、その段階で分からなかった
・分からないまま、【三角関数】の授業が終了した
・そもそも文系志望ということは、数学を敬遠している子たちだった
・進度が早いこともあって、きちんとやり直すタイミングを逃した
だったんですね~。それでも意識の高い子は、自分でやり直してできるようにしてくるのですが、どこの学校でも数学が苦手な子はそれなりにいます。
苦手な子に1人ですべてやり直せというのはなかなか酷なんですよね・・・
というわけで、当然ながら【三角関数】の公式類も覚えていない・・・・・・
全員がそうではないですが、ついて来られていない子はそんな状況です。
まあ、数学あるあるですが・・・・・・
完全なるオーバーワーク
私が今回担当している授業は、
一度習っているから、入試問題を使って思考力を上げていこう!
的なコンセプトになっています。
つまり、前にやっているから基本は身に付いているよね?だから応用やるよ~!という感じです。
しかし、事前の知識や基本解法が身に付いていないので、今回扱っている内容は、多くの子にとってオーバーワークになってパンクしていたという感じです。
そんな状況だったことを見誤っていたわけで、こんな事件が起こってしまったのです。
うん、ショックでした・・・・・・反省しています・・・・・・
苦手な【三角関数】どうやって対処する?
さて、そんなことを言っていても前には進まないので、何かしらの対処をする必要があります。
この【三角関数】という単元は、苦手かそうでないかがはっきり分かれてしまいます。
そして、理系は当然微分積分でもバリバリ出ますし、文系の方も国公立大学を考えているのであれば、共通テストでも必須の内容になっているので、苦手なままにしてはおけません。
どうやったら【三角関数】できるようになるのか?
それを次回話していきたいと思います。
ちなみに、苦手単元をできるようにするには・・・という記事が参考になると思います。
それを踏まえつつ、【三角関数】では、どこからどのように手を付けて行けばよいのか?を話していきますね。
ちょっと長くなるので今回はここまでです。
では、また次回お会いしましょう。
オンライン理系専門塾プロパス
山﨑