ようやく大学入試センターから【令和7年度大学入学共通テスト】の概要が出されました。
6/9に発行されたプレスリリースがこちらです。PDFでダウンロードできますのでどうぞ。
ざっと見た感想をお伝えします。
「数学、重くなってる・・・・・・」
数学が非常に重たいです。
これは、今までで最も重たい、そして本当にきつい気がします。
どれだけ重たいのか、現行課程の数学と比較してみましょう。特に数学②がすごいことに・・・・・・
共通テストに【数学C】参上
ついに来てしまいましたね。
分かっていたことなんですが、数学Cが共通テストに含まれるようになりました。
これが、私が冒頭で「数学、重くなっている・・・・・・」といった理由です。
現行課程での数学②は
『数学Ⅱのみ』のテスト または 『数学Ⅱ、数学Bまで含まれる』テスト
の選択です。
(ほとんどの大学が、『数学Ⅱ、数学B』の選択を指定してきていますので、受験生は、『数学Ⅱ、数学B』を選択することになります。)
そして、現高2生(2023年4月時点)から受けることになる共通テストでは・・・・・・
令和7年度 数学②
『数学Ⅱ、数学B、数学C』
となり、数学Ⅱのみという区分がなくなり、数学ⅡBCの範囲の出題になりました。
数学の区分けは、また別の記事でお伝えしますが、間違いなく言えることは分量が増えました。
そのためのなのか、試験時間が 60分→70分 に変更です。
時間が増えた要因【選択問題の問題数の増加】
現行の数学②の『数学Ⅱ、数学B』では、全5題用意されており、
第1問・第2問は、数学Ⅱの内容で【必答】問題
第3~5問は、数学Bの内容で、3題のうちから2題選択の【選択】問題
という状況でした。
第3問「統計的な推測」、第4問「数列」、第5問「ベクトル」で、ほとんどの受験生が、第4問と第5問の数列とベクトルの2題を選択しています。
それが、令和7年からどういう風になるのかというと・・・・・・
第1問・第2問は、数学Ⅱの内容で【必答】問題(ここは変わらず)
第3~6問は、数学Bと数学Cの内容で、4題のうちから3題選択の【選択】問題
第何問にどの内容が来るかはまだわかりませんが、
数学Bからは、「数列」と「統計的な推測」
数学Cからは、「ベクトル」と「平面上の曲線と複素数平面」
この4項目から3項目の選択です。
「統計的な推測」は、現行課程において、一般入試ではほとんど出題されるケースがありませんでした。なので、基本的に勉強しなくても問題がなかったのですが・・・・・・
ひょっとしたらやらないと・・・・・・かもしれません。
「平面上の曲線と複素数平面」については、現行課程で『数学Ⅲ』に入っているものです。
理系の人にとっては、結局やる分野なのであまり変わらないでしょうが、共通テストのあの特殊な出し方なので、最初は手こずりやすいでしょう。
(ちなみに「複素数平面」は、以前センター試験で出ていましたので、久々の復活ですね。(2005年以来))
ということから、
【令和7年度大学入学共通テスト】からは大きく変わっていきます。
そして、文系で数学使う子でも数学Cの勉強をする必要が出てきています。
ここまでの分量になっているので、正直な話、私立中高一貫校できちんとやってきた子が相当有利な気がします。
なので、公立の子や私立でも高校生になって入った人は、だいぶきついんじゃないでしょうか。
それに加えて、大学によっては『情報Ⅰ』も必須。正直おそろしいです。
こんな状況なので・・・・・・
待った無しの大学受験の準備~特に【数学】は~
高3になってから・・・・・・
では、はっきり言って『99.999・・・%』間に合いません!
正直な所、高2からきちんと準備を始めてどうなるやら・・・・・・
本当に本当に今の高2生以下のお子さんたちは本当に大変です・・・・・・
おうちの方もそのあたりは分かってあげてください。
おのれ!文〇科学省!
と言いたくもなるのですが、そんなことを言っていてもしょうがないので、できることをやっていきましょう。大変な受験にはなりますが、これを乗り越えると自信にもなりますから。
そして、賢くなってこんな教育制度にした方々を追い払ってください(苦笑)
私は、少しでも多くの生徒さんたちに「国公立大学への合格を達成してもらう」ように頑張らせてもらいます。
いやぁ、ほんとに大変です・・・・・・本当に・・・・・・
もし、これをお読みいただいて、
「はっ、これは急がないとまずい・・・・・・」
とちょっとでも思っていただけた方。
プロパスで大学受験対策、始めませんか?
冗談抜きで、大変になると思います。制度が変わるたびに本当にきつくなってます。
本当に、本当に、早く準備をして欲しいです。
やるべきことが多くなったということは、その分、1つのことにかけられる時間が少なくなったということです。そして、文理問わず、数学はネックになりやすい科目です。
中学3年生・高校1年生のうちから、しっかりと「数学」の準備しておくことで、数学ができるようになることはもちろん、もっと大事なことがあります。それは、
【他の科目にもしっかりと勉強時間を確保すること】
大学受験は、複数の科目の総合の点数で合否を決めるものです。
1科目だけとびぬけてできても合格はできないです。
だからこそ、特に国公立大学を受験する人は、数学以外の科目の勉強時間を確保する必要があります。
ところが、数学をきっちり準備してこなかったために、いざ高3生になって、数学に手こずり、そのために勉強時間が数学に持っていかれてしまい、他の科目の勉強時間がとれなくなる。そうなると、どの科目も中途半端なことになり、最悪の場合、どの科目もできるようにならず受験を迎えるということもありえます。
しかし、早いうちから数学の準備をし、基礎力をしっかりつけた状態で高3生になれたとすれば・・・・・・
どの科目についても成績を伸ばしやすく、
志望する大学への合格がグッと近づくと思いませんか?
しかも精神的にも余裕ができ、なおのこと合格しやすい状況が作れるのです。
いかがでしょう? もしお子さまが、こんな状態の高3生になっていたとしたら・・・・・・
「よし! 最高のスタートが切れた!」
と思えますし、どこまで成長し行くのかが楽しみになると思うのです。
これは、指導する立場の私たちも同じです。高3生になった段階で、こんな状態になっていると本当にうれしいですし、何よりワクワクしてくるんです。
最高のスタート切るためにやっておくべきこと
そんな状態になってもらうために、必ずやっておくべきことがあります。それは
今のお子さまの数学力がどのレベルなのか?を把握することが必要です。
その際に気を付けなくてはならないことがあります。それは、
中学での成績や定期テストの点数だけで判断してはならない
ということです。
細かい理由は別の記事で書かせていただきますが、結局のところ
【どんな試験を受けて、何点だったのか?】
といったところまでを見なければ分かりません。
そういえば、こんなことがありました。
1年ほど前の話です。対面の塾をやっていて、そのときに受験相談を兼ねて、面談にいらっしゃった方がいました。その当時高校2年生で、数学での受験を考えているとのことを受け、数学の状況を聞かせてもらいました。そのときすでに、大学生が教えている個別指導塾に行っていて、すごく分かりやすく、できるようになっているとのことでしたので、実際に定期試験の問題と点数を見させてもらいました。
はっきり言って、愕然としました。
まず、定期テストの内容ですが、失礼を承知で言いますと、中高一貫校の小テストレベルの内容と言ってもよいものでした。おまけに範囲も非常に狭い。これが定期テストか・・・・・・というものでした。
むしろ、これで点数がとれていないとそもそもまずいと思うようなテストでした。
点数は一般的に見ると悪くないように見えますが、いかんせん出題範囲も狭いので、もっと取れていないと・・・・・・という感じでした。
正直にその事実を伝えました。さらには、進度も遅いので、本当に数学を受験で使うのなら先取りをしないと間に合わないこともお伝えしました。
「えっ、まだここなのか・・・・・・」という進みだったのです。
(私が日中教えに行っている中高一貫と比べると、1年と3カ月ほど遅れていました。)
しかし、そのような状況にあるということをこちらのお子さまとお母さまはご存じなく、ちょっとびっくりされておりました。伝わったか伝わっていないかは私には確かめるすべもないですが、おそらく苦戦されていると思います。
うちの塾には、入塾はしませんでした。それは、
・集団授業ではまずレベルと進度が合わなすぎること
・個別指導をおススメしましたが、料金が高いこと(大学生講師の塾の3倍の費用)
といった理由です。
なので、アドバイスだけをし、通っている塾で先取りしてもらうようにお願いしてもらってくださいとお伝えしてお帰り頂きました。
本当は、うちでしっかり見たかったですが・・・・・・
実はこういうことがたくさん起こっているんです。
大学受験のこと、各科目の特性のこと、本当にご理解いただけていないんです。
なので、本当にきちんと現状を把握して欲しいです。
現状を把握すること、これは、その科目に精通していること。さらには2,000人以上の生徒を見ているような大学受験のプロでしかわかりません。
ですので、お子さまの現状を見ることを「プロパス」にやらせてください。
お子さまの現状の数学力を確認するために・・・・・・
〈毎月5組様限定〉
数学を使っての大学受験をお考えの方であれば、どんな方でもご面談させていただき、状況をお伝えさせていただきます。もちろん費用は掛かりません。
ここまでを読んでくださったお礼に、ご面談させていただければと思います。
「プロパスで」大学受験対策すべき理由
時期にもよりますが、早くから始めておけば、ガリガリとガリ勉のごとく勉強する必要はありません。
もちろん、個人差はありますが、すべてを犠牲にしてまでやる事はないです。
毎週必ず大学受験のための【勉強時間を確保】して、【正しい方法】で勉強していくだけでよいのです。
問題になってくるのは、
◆自分できちんと管理して、毎週決まった時間に【勉強時間を確保】する
◆いつまでに何をやるか? と【正しい方法】で勉強する
といったが、自力で可能なのか? という問題です。
そう、そうなんです。
お子さま自身がきちんと管理をし、スケジュールを立てて実行。
と、できれば良いのですが、学校に部活、ひょっとしたら習い事などもあり、忙しくてそんなことできそうにない・・・・・・
と思われるかもしれません。
そういう状況こそ【プロパス】を利用して欲しいのです。
時間がない中でも、早いうちから大学受験の対策ができるように、授業の時間も短く、出来る限り無駄のない形を作っています。
しかも、オンラインなので当然ながら通塾の時間は不要。
通塾の時間って、結構バカにならないです。
どんなに近かったとしても、30分ほど、状況によっては1時間以上ロスし、帰宅時間は22時まわることも多々あります。
そんなもったいない時間の使い方をするくらいなら、しっかり食事をとって、早く寝て欲しいです。
さらには、独自で映像授業も用意していますので、すきま時間をうまく利用して、先取り学習をすることを可能にしました。(独自なので、作った人に直接質問できます。しかも大学受験のプロ)
プロパスは国公立理系大学に合格させるを信条に日々指導を行っています。
もちろん私立理系も余裕で対応可能です。しかし、
やはり理系ならば、
設備の充実した国公立大学へ行くべき
だと思います。学費も全然違いますし(笑)
「プロパス」で、本格的な大学受験対策をしませんか?
もし、プロパスで本格的に大学受験の対策をしたいとお考えであれば、まずは数学をしっかりと仕上げていきましょう。
数学に関しては大きく2つの受講方法があります。
①オンライン個別指導
完全オーダーメイド型の指導です。
医学部受験に精通したプロもいます。
詳しくは下の画像から。
②オンライン”反転”集団授業
事前に短い授業を動画を見てきてもらい、反転授業でアウトプット。
詳しくは下の画像から。
いずれの講座も【無料体験】できますので、ぜひ一度プロパスの指導を体験してみてください。
まずは、「お子さまの現状の数学力」を確認するために・・・・・・
〈毎月5組様限定〉
数学を使っての大学受験をお考えの方であれば、どんな方でもご面談させていただきます。
そして、「お子さまの現状の数学力」をお伝えさせていただきます。
その上で、現状を打破するために、そして志望する大学の問題について合格ラインを超えるために必要な要素をお伝えします。もちろん費用は掛かりません。
基本的には、今現在「お子さまが置かれている環境」に合わせてアドバイスをさせていただきます。
その中で、「これは、プロパスで受講していただいた方が良い」と判断させていただいた方には、当塾のご案内をさせていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
オンライン理系専門塾プロパス
塾長 山﨑慎太郎
〈プロパス運営本部〉
住所:千葉県松戸市新松戸3‐271
神谷第一ビル3階
Mail:propass.science★gmail.com ←★を@に変えてください。
TEL:047-711-9039(現在電話でのお問い合わせは受け付けておりません。)
〈毎月5組様限定〉