鳥取市内のスーパーの中にあるカフェにて・・・・・・
(鳥取に行っているときに書いていたものです。)
少し前の話に戻しますが、先日参加した勉強合宿の話をしたいと思います。
皆さんが想像する横浜とはほど遠い、
山の中での合宿所でした。

連日睡眠時間が3時間で、
普段の私からするとかな~り短く、
ちょっときつい感じもありましたが、
非常に有意義な3日間でした。
そんなことをいうと、
たった3日間の合宿で何が変わるんだ!
という否定的な意見が聞こえてきそうですが、
実際のところ、
勉強合宿に意味はあるのか?
ということを話していきます。
結論から言うと、あります。
ただ、正直なところ最低でも3泊はやりたいところです。
可能ならばも少し長めにとりたいですね。
なので、今回私が参加した合宿は短すぎました。
なぜ長さが大事なのかを伝えておかないといけませんね。
長い期間で合宿をやるべき理由は、
もちろんたくさんの量をやれるからというのもありますが、
実はもっと違うところに理由があります。
それは、極限状態で勉強に取り組めるということ。
分かりづらいですね笑
要は、普段じゃ絶対にやらないであろう時間と量を、
精神力がギリギリのところまでやり抜くことにあります。
これを極限状態で取り組むと私は考えています。
過去の合宿でもいますが、
一日中数学漬けにさせられた上に、
答えが合わないは、毎度毎度間違えるわで、
ぶちギレて発狂する子が出てきます。
これは明らかにギリギリの状態
中には、うまく合わずに泣き出す子もいます。
精神状態が通常のままではいられなくなる
そんな状態まで追い込まれるからこそ、
人は成長するのです。
しかも、合宿なのでどこにも逃げられない。
山の中ということもありますが、
他の子の目が大きいですよね。
あの子、逃げた…みたいになって、
後ろめたさだけ残って、他は何も残らない。
精神崩壊どころか人格崩壊するかもしれません。
まあ、勉強程度でそこまで行くことはまずないでしょう。
ただ、メンタルは相当削られます。
自分の受け持っていたコースは、
人によって進みが変わる特殊な演習形態。
(プロパスでもやっているものですが)
しかも学年問わずなので、
高3生は、高2生にまくられる可能性もあります。
そうなると高3生はあせりますよね。
実際、数学が得意な高2生が、
数学が苦手な高3生をまくっていましたし、
なんなら教えてもらってもいました。
でも、それでいいのです。
学年関係なしに切磋琢磨し、
時には教えあう。これが合宿のすばらしいところです。
なので、たった数日生徒の目の色が変わるわけです。
もう少し続けますね。
実は同時並行でもう一つ合宿がありました。
ちなみにこれです。
宇佐美さん、勝手に掲載してごめんなさい。
今度会ったときに謝ります<m(__)m>
最終日に自分も顔を出しに行ってきました。
ちらっと見て帰ろうと思ったんですが、
「わざわざ数学の山﨑先生もいらっしゃっているので、
一言いただきましょう!」
という無茶ぶりをされてしまいました。
さすがにいいですとはいかず、
当然自分のことを知らない子もいましたが、
簡単に挨拶をさせてもらいました。
そこにいたのは40名前後でしたが、
どの子も
「良い顔をしている」
その一言でした。
これは、単に合宿が素晴らしいというよりは、
主催者の皆さんの腕が素晴らしいというのもあります。
ただ、全員の顔・目の色を変えるには、
普段の状況では難しいでしょう。
今でもあの光景は目に焼き付いています。
やっぱり合宿最高!
といっても、ただ合宿に行けばいいわけではないですけどね^^;
今回はここまでにしましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
オンライン理系専門塾プロパス
塾長(数学・物理担当&心理カウンセラー)
山﨑慎太郎