深夜の自宅の書斎にて・・・・・・
今日の午前中は、下から2番目の子の幼稚園がお休みということで、
近くにある大きな公園に遊びに連れていきました。
この暑い中2時間ほど遊び、
最後はアイスを食べて帰るという、
非常に平和な午前中を過ごさせていただきました。
平日の日中の公園はいいですね。
非常に気持ちがいい。
中高生の方には、学校をさぼってまで行って欲しいくらいです。
とまあ、そんな話はどうでもいいです。
本題に入りましょう。
昨日教えていた子の話です。
その子に限った話なのですが、
問題文の「言葉の意味」が分かっていない・・・・・・
そういう感じの子でした。
割とこのケースは多くて、
「えっ、書いてあるじゃん、そのまま行こうよ」
と思うことが多々あります。
昨日の子もそうでした。
こんな感じの問題文なのですが、
「点(4, a)が直線y=2x+1上にあるとき,aの値を求めよ」
うーん、なぜそうなる???という感じの解答でした。
結論から言うと、点の座標を直線の式に代入して終わりなのですが、
そこには行かず、やたらxが・・・yが・・・などと難しいことを言っていました。
これ、結局のところ「数学の文章理解」ができていないんです。
今回の問題であれば、その点がその直線上にあるのだから、
代入して成り立つもの・・・と考えるだけで終わりです。
ですが、そのことが分かっていないわけです。
授業ではもっと具体的な例を出して、
理解を促し、その上で再度解いてもらいました。
そのとき、
「うあ!なんだそれだけか・・・・・・」
と悔やんでいました。
言葉からその状況の理解をできていれば終わりなので、
全く頭を使いません。
しかし、こういう感じの子はかなり多いと思っています。
あと、怖いのは言葉の解釈を勘違いしているケース。
これも本当に怖すぎます。
勝手に解釈して、どんどん解けない方向にいっている感じですね。
そういう子は、文全体をきちんと読んでいません。
というより読めていません。
こんな状態ではいくら問題演習をこなしたところで、
できるようにはならないでしょう。
こういったケースの対処法は、
きちんとした人から習うしかありません。
最近のAIブームで、AIを使って勉強している人がいますが、
結局のところAIが解説していることを読み取る力がなければ、
全く意味がありません。
ないどころか、時間だけ浪費して何も身に付かない可能性が高いです。
なので、自分で何とかしようと思わず、
きちんと教えている人に頼りましょう。
それではまた次回お会いしましょう。
お読みいただきありがとうございました、
オンライン理系専門塾プロパス
塾長(数学・物理担当&心理カウンセラー)
山﨑慎太郎