学校での冬期講習を終えて……勉強難民があまりにも多いと感じた理由。

勉強法

国立のスタバにて……

いま国立という場所に来ています。
というのもこれから今年最後の
「数学特講」
だからです。

7時過ぎには国立に着いていて、
少し作業をしつつ、現在8:08。
これを書いています。

あまり時間がないので手短に書きますが、
とりあえず昨日までで
私が普段教えに行っている学校さんでの
冬期講習が終了しました。

その中で改めて思ったのは

「勉強難民」

が多いことです。

簡単に言うと、
「何をどうしたらいいのか分からない状態」
ですね。

これは当然だと思います。
1つは明確に目標が定まっていないことがありますし、
やっぱり高校で習う内容は、
中学までと違ってボリュームが違います。

なので、どこから何を手を付ければ良いのか分からなくなるわけです。

しかも、どうしてもこれも起こることですが、
目の前の出来事ばかりに意識が行ってしまいがち。

例えば、最近習った内容ばかり
勉強してしまう感じでしょうか。

本当は数か月前や1年以上前のものも
抜けているのでやらないといけないのですが、
目の前のことが大変なので、
そのことしから考えられなくなります。

結果、高3になってバタバタになり、
習ったことを定着させる余裕がなくなるわけです。

今回の講習でもそのような子がばかりだったのと、
何を優先してべんきょうすればよいのか?
という質問もしてくれたので
ざっくりとこのようなに伝えています。

①以前習った内容から
 いくつか絞って復習すること

②理系(数学Ⅲまで利用)の子は、
 高3になる前までに
 微積分の基礎計算はマスターすること

③一人だけで判断せずに相談すること

①について

いろんな分野をやりたがる人がいますが、
量が多すぎるので、自分が最もやりたくない範囲……
などに絞ってやるべきでしょう。
ちなみに高2生には、図形と方程式から
「軌跡」
は絶対やるようにすすめました。

その理由はこちら

②について

高3になってからやってるようでは間に合いません。
一部の子は何とかなるでしょうが、
数学が得意でない子はまず手遅れになります。
計算ができなければ、思考問題など触れても解けません。
トレーニングすれば何とかなるところはさっさと片付けるべきでしょう。

③について

特に昨今の大学入試は複雑です。
本当にこっちも調べるのが大変です(笑)
なので、1人でどうこうするのはとても危険。

うまく自分たちを利用するように伝えました。
毎週数学を一緒に勉強しつつ対策を練っていく感じですね。

ということで、
今回冬期講習を終えての所感とそこからどうしていく?
という話でした。

実際のところどうしていくのか?って難しいですよね。
そういうときは、
自分たちのような
大学受験畑にいる人間に
相談してください。

それでは。
今年最後の数学特講に行ってきます。

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塾長 山﨑慎太郎
数学・物理担当&心理カウンセラー

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