これは、4人目の子が生まれる直前に書いていたものです。
自宅の書斎にて・・・
今日は珍しく自宅から書いています。
いっぱい書きたいことの中から
今回は
早いうちに考える力をつけておく
という話をしておきます。
最近新しい学校(以下A校とします)に放課後指導に行っていますが、
やはり気になったのが、分からないと
考えることを放棄する生徒が多いことです。
昨年度まで行っていた中高一貫校(以下S学園とします)と比較すると、
その割合が非常に高い。
S学園は、ここ数年東大合格者2けたが当たり前の学校です。
この前の入試でも自分が関わったことのある子のうち
7,8人が東大に受かっていました。
(いろんな新聞の記事にもなっていますね。偏差値32からの東大進学校)
M校は、これから合格者を伸ばすために
頑張っていきたいと考えている学校で
自分も関わらせていただいている学校です。
そこで感じたことは、考える力の差が非常に大きいということです。
S学園の子たちは、どちらかというとすぐにアドバイスをもらうことを嫌がります。
まずは自分で何とかできないか?というところからスタートです。
ほっとくと何十分も考えます。
こういう子が7割以上いるイメージです。
なので、教える前に勝手に解決していることが多かったです。
A校の場合は逆に、約7割の子がすぐに諦めてしまうイメージです。
特に中学部にいる子は、分からないとすぐ聞くか暗記に走ります。
先日も、展開公式を暗記している子がいたことに驚いたところです。
もちろんそうじゃない子もいます。
中には、中1でも高校入試問題くらいはサクッと解けるような
数学の力を持っている子もいますので、悪しからず。
さて、いまの世間的にはあまり良くないとされることかもですが、
この2つの学校を比較をしました。
S学園は早慶の合格者が毎年200名を超えます。
A校は早慶の合格者は10名もいない状況です。
(学校の先生たちと協力して何とかせねばと思っています。)
これは確実に考える力があるかないかが大きな差になっています。
現場で毎年数百人以上見てきたので間違いないです。
小さい頃から考える習慣が少ない子は、
年齢が上がれば上がるほど、考えることを放棄しがちです。
逆に、小さいころから考える習慣がある子は
年齢が上がるほど深く考えるようになります。
そうなれば、着々と差は広がるばかり
大学生になるころには・・・・・・
さらには社会人になるころには・・・・・・
考えるだけで、ゾッとします^^;
なので、
ある程度学年が上がる前に、
いろんな誘惑を目にする前に、
小さいときから考える体力をつけて欲しいです。
そのためには、
考えているところに口を挟まないこと
が大事です。
特に小学生低学年までは、
もし考えて何かをしているのであれば
絶対に手出しをしない方がおススメです。
子どもの可能性は無限大です。
下手に手を出さず、放っておきましょう。
もちろん、身の危険にかかわることだったら止めてください(笑)
あと、もう年齢が上がってしまって・・・・・・
という場合は荒治療が必要です。
特に今見ているM校の中学生は荒治療が必要でしょう。
可能であれば、強制的に集中させる環境に
長期で身を置かせるべきです。
でなければいつまで経っても変わらないでしょう。
やる気になるまで待つ・・・・・・
理想ではありますが、大きくなってからは厳しいかなと思います。
自分がそうだったので・・・・・・笑
幸い自分は荒治療をしてくれた人が
何人かいたので助かりましたが・・・・・・
その代わり地獄でしたが苦笑
荒治療が必要だなぁ~という方は
ご連絡お待ちしております笑
オンライン理系専門塾プロパス
山﨑
追伸
今年度から午前中に学校に教えに行くということがなくなり
朝は一番下の子を幼稚園に送りに行っています。自転車で。
困ったのが、たまにお父さんじゃイヤと拒否されることです(苦笑)
理由がよく分からない・・・・・・
子どもって難しいですね( ;∀;)