近所のマックにて……
今年度から、ある大学附属の中高に教えに行ってるのですが、
改めて思うことが出てきたのでシェアしたいと思います。
今回は高校の話になります。
この高校、系列の大学に進学したい人は、
そのための専用のテストがあります。
基礎学力到達度テスト
と言います。そうすると、どこの大学かバれてしまいますが…苦笑
このテストの難易度は教科書レベルになるので、
きちんと勉強している子にとっては、
満点を取ることも難しくありません。
ゆえに一つ問題があります。
この高校の生徒の一部の子は、
外部の大学を受験します。
こういう子たちは向上心が非常に高く、
初めから系列の大学に進学しようとしている子との学力の差は非常に大きいです。
なので、基礎学力到達度テストのレベルだと基本は高得点。
もし、系列の大学に進学するとなれば、
医学部を除くほとんどの学部に進学することが可能になります。
このこと自体はすばらしいですし、
もし、外部受験をやめるといった際の「保険」になるわけです。
この「保険」というのが問題なんです。
外部受験のハードルは言うまでもなく高いです。
「確実に大学生になる」
ことを優先するなら、確実性の高い基礎学力到達度テストを受けて、
系列の大学に行った方が楽です。
この選択肢がこの高校にあるので、
なかなか外部受験者が増えません。
つい最近も、
「えっ、外部受験やめるの???」
という子が数名いました。
本人の意思やご家庭の事情などいろいろな要因があると思うのですが、
私としては、
チャレンジせずに終わるのはもったいないな……
というのが率直な感想です。
あとは、極限状態で勉強に取り組めないのももったいないと思います。
スポーツもそうですが、
限界ギリギリまで頑張るから成長するわけです。
いつも余裕を残して練習していても、
テクニックも体力も付かないです。
勉強も同じで、嫌というほど試行錯誤して、
練習して……をやることで伸びるわけです。
元々勉強が好きな子は、これを楽しみながらやるわけですが。
その子の人生であり、ご家族の意向なので、
私が口をはさむ問題ではないのですが、
やっぱり「もったいないなぁ」というのが感想ですね。
若いうちからチャレンジしてほしいし、
そういう環境になってほしいですね。
うーん……
ということでした。苦笑
では、またお会いしましょう。
お読みいただきありがとうございました。
オンライン理系専門塾プロパス
塾長 山﨑慎太郎
(数学・物理担当&心理カウンセラー)
追伸
珍しく短めの文だったのでちょっとだけ。
最近子どもたちがお城に興味を持ちだしたんです。
夏に姫路城と大阪城を見せに行って、より見たい!
となったみたいです。
オススメがあれば教えてほしいです。
ちなみに、連れて行ったことがあるのは
姫路城・大阪城・松江城・鳥取城址・江戸城くらいです。
来月と再来月に、仙台城址・松本城に行く予定です。
ちなみに私は上記の城と
小田原城・名古屋城・二条城・田辺城址(京都府舞鶴市)・福知山城・福岡城
くらいですね……う~ん、あまり行っていないですね^^;
増やします。ではでは。