近所のマックにて・・・・・・
今日も無事に寄り道をしながら、
子どもを幼稚園に送ってきました。(自転車で)
ということで、いつものマックにてルーティンの開始です。
今回は「AIで独学って可能なの?」という話をします。
結論から言うと可能です。
ただし、かなり注意が必要です。
早速、「ChatGPT」とGoogleのAIである「Gemini」
の2つを使って遊んでみました(笑)
どちらも無料プランです。
次の画像の問題を2つのAIに読み込ませて、
「この問題が分からないので助けてください」
と言ってお願いしてみました。

↑こんな問題です↑
ChatGPTの場合




となりました。
おぉ!さすがChatGPT!
質問も即レスで丁寧に返してくれて最高!
って感じですかね。
とまあ、一見よくできている感じですが、
決定的にヤバいところがあるので、
後でコメントしましょう。
Geminiの場合



という感じでした。
こちらも決定的にヤバいところがあるのですが、
ChatGPTに比べると丁寧で最後のまとめ方が良いですかね。
まあ、答案としてはアウトですが・・・
さて、今回は2つの生成AIを使って、
分からない問題を解説してもらいましたが、
どちらの解答・解説にも決定的にマズいものがあります。
これ、実際に習ったことがある人に見てもらいたいのですが、
何だと思います?
それは・・・・・・
答えが違う
です。
解説としては8割強出来上がっています。
ですが、軌跡の問題を解く上で、
最も気を付けなくてはならないことが、
どちらの解説にも欠けています。
もし、問題文が「軌跡の方程式を求めよ」というように、
式だけを答えさせるなら大丈夫でしょう。
ですが、今回は「軌跡を求めよ。」です。
どんな図形になったのか説明が必要ですし、
その図形全体を描くとは限らず、
除外する場所を考慮することが必要です。
2つの生成AIに欠けていたのは、
除外する場所を考慮していない
ことにあります。
確かに今回の点Pが描く軌跡は円ですが、
問題の条件から、実際に描けるのはその一部になります。
なので、最後に
ただし、「・・・・・・・・・は除く」というのが必要になります。
すでに軌跡を習っている人は、
どこを除外しないといけないのか考えてみてください。
分かったら、プロパスに連絡してみて欲しいです。(面倒か(苦笑))
あとは、これだと
「なぜ、そうするのか?」
という理由も見えてこないです。
数学出来るようにしたければ、
「なぜ?」がとても重要です。(まあ、どの科目でも大事です。)
しっかりと理由を書いているように見えますが、
数学が苦手な人からすると、
「ふ~ん、そう解くんだぁ~」
という感じで、やり方しか見ない気がします。
そうなると、AIに聞いた意味ってあまりないです。
ということで、今現在は生成AIによる独学は、
上手くやらないと間違った方向に行くので、
ぜひ控えましょう。
今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
オンライン理系専門塾プロパス
塾長(数学・物理担当&心理カウンセラー)
山﨑慎太郎