「物理って、問題解きまくらないとできるようにならないですよね???」

近所のマックにて・・・・・・

今回は、物理の演習について話をしていきます。
細かいことは、こちらにも書いているので、
ぜひご覧ください。

さて、

「物理って、問題解きまくらないとできるようにならないですよね???」

という質問が多いので、それについてお答えしますね。

まず、問題演習というのは、どの科目でも必要です。
ただし、科目によって問題演習に重点をおくかどうかが変わります。

例えば化学。これは、問題演習を中心に学んでいった方が良いです。
覚える内容が多いので、じっと教科書や参考書のまとめの内容を見ていてもできるようになりません。
なので、まとめの内容をある程度確認したら、
問題演習をしながら身に付けていくことが重要です。

生物も同じようにとらえてもらってよいでしょう。

でも、物理に関してはちょっと違います。

いえ、だいぶ違います。

それは科目の特性が全く違うからです。
物理の科目特性は、化学や生物比べて
圧倒的に覚えること・暗記することが少ない科目です。

物理で暗記する必要があるものは、
主に実験した結果によって作られた式くらいです。

なので、あくまで例えですが

ある一つの単元で、化学や生物だと10個くらい覚えないといけないところが、
物理では1個で良かったりします。
(そのくらいのイメージで思っていて欲しいです。)

もちろん公式と言われているものはいっぱいあるのですが、
理論を考えて作れるようにしてしまえば十分です。

そういう科目は、問題をたくさん解いたからできるようにはなりません。
ということで、

問題を解きまくっても物理はできるようになりません!

物理をできるようにしたいのであれば、

・暗記すべき式とそうでない式をきちんと仕分ける

・暗記すべきでない式は、理論・理屈から作れるようにする

・物理現象をイメージする

・時には数学を利用する

このあたりをしっかりやってくれれば、
演習量は少なくても十分結果が出ます。

そうなると逆に今度は、問題が解きたくなって仕方がなくなる状況になるでしょう。

過去に教えていた子たちで、そういう子は結構いました。
みんな偏差値45を切るかどうかの子たちでしたが、
1年足らずで偏差値72とかとっている子が多かったです。
うん、そうですね。

みんな共通して言えるのは、
初め物理はさっぱり
という感じでした。

あまり難しいことは教えてないのですし、
基本的に授業で扱った問題をしっかりやり直してね~
という感じでやっていました。

なので、苦手なのであれば、
特に最初は問題演習はしないで欲しいです。

厳選した問題でしっかりと物理とはどう考えていくのか?
を学んで解けるようにして欲しいです。

オンライン理系専門塾プロパス
塾長(数学・物理担当&心理カウンセラー)
山﨑慎太郎

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あくまで試案の段階ですが。

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