近所のタリーズにて・・・
今日は2月2日、節分です。
そして、私立大学の受験が本格的に始まり出しました。
理系の子であれば、昨日からの3日間は芝浦工業大学を受験している子が多いでしょうね。
そのあたりはまた違う機会にお話ししますね。
今回は、少し時を戻して2024年の11月~12月の話をしたいと思います。
当塾は(正確には当社)、このオンライン理系専門塾プロパスの運営以外にも
高校さんの特別進学講座にも講師を派遣しています。
私自身も講師をとして、進学講座を担当していますが
その学校での話になります。どこの高校か気になる方はこちら。
担当している講座は、東大京大を除く旧帝大や千葉大、筑波大といった難関理系大学を志望とする子たちです。
その中でも、2年生の頃から担当した子が
総合型選抜入試で、お茶の水女子大学に合格しました!
なかなか合格が難しい中で、本当に素晴らしい結果を出したと思います。
本当におめでとうございます。
さて、今は学校選抜型や総合選抜型入試での進学50%を超える時代。
しかも難関国公立大学ですらこのような形式をとるところが非常に多いので
入試方式の選択肢が広がったということで、チャンスは広がりましたが
その分野るべきことが増え、一般入試も併用する子にとってはかなりの負担が増えました。
それゆえに、大学受験の準備は遅くとも高校2年生になった段階で始めて行かないと厳しいです。
学力も上げていかないといけない上に、やらなければならないことが多すぎますので・・・
また、学校選抜型や総合選抜型入試で合格を狙うのであれば
学校での成績はもちろんのこと、その他に秀でたものがなければ厳しいです。
特に人と違ったもの。それがなければ合格は厳しいものを感じます。
今回お茶の水女子大学に合格した子に、
試験の内容や志望理由書をどんな風に書いたのか教えてもらいました。
そのあたりを聞いて、何となくですがこの子が合格した理由が分かった気がします。
志望理由書が個性的でおもしろい
まず志望理由書。細かい内容は個人情報の観点から伏せさせてもらいますが、
読んだときの感想は「一気に引き込まれた」という感じです。
文章が上手とかではなく、「えっ?マジですか」という感じですね。
そのくらい個性的な内容でした。
これなら試験官の方もしっかりと目を通して、
この子に興味を持ったのでがないだろうかと思いましたね。
以前にも志望理由書については記事にしましたが、(詳しくはこちら)
ありきたりな内容では通りません。
仮に、その書類は通ったとしても、後の試験に有利に働きにくいでしょう。
試験内容の相性がよかった
お茶の水女子大の総合型選抜型の学力試験は、単純な筆記試験ではなく、
与えられた問題(2題)に対して、その場で考えて、その思考プロセスをその場にいる試験官に伝えるものでした。
それが、この子には非常に相性が良かったと思います。
普段教えていた時の様子を見ると、納得できます。
- こちらの投げかけた質問に対して、自発的に答える
- 考えるのが好き
- 自分の考え方を私に聞いてくる
といった感じなので、普段やっていることが今回の試験で発揮されたと思いました。
なので、黙々と勉強しているタイプの子にはこの試験は厳しいでしょう。
以上の観点から、合格したのはうなずけるなぁ~という感じです。
今回のこの子の合格はうれしかったのはもちろんでしたが
非常に興味深いことだったので、少しシェアさせてもらいました。
本当に合格おめでとうございます!
大学でも楽しんで学んでもらえればと思います。
それでは、今回はここまで。
お読みいただきありがとうございました。
そして、この記事が何かのお役に立てますように。
オンライン理系専門塾プロパス
山﨑